育みたい「根っこ」
私たち千里幼稚園は、子どもたちがちゃんと「自分の木」に なれるよう、じょうぶな「根っこ」を育みます。
 幼稚園はその子その子が生涯にわたる人間形成の基礎をつくるところです。
基礎というのは、人を一本の大きな木にたとえるなら、大地に広がる大きな根ともいえるでしょう。根がしっかりしてこそ、その上に繁る幹も枝も葉も豊かなものとなり、大きな広がりが持てるわけです。幼児期に育てたいもの。それは将来どんな大きな木になるかもしれない、子どもたちひとりひとりの可能性を支える小さくてもしっかりした根っこなのです。
本園で育てたい「根っこ」は…
健やかな 心と体 いきいきとした生活を送るために 健康な心と体を育てる イラスト
毎日毎日幼稚園で子どもたちはたくさんの友だちや先生のなかで活動し、考え、感じ、笑い、話し、時には泣いたり悔しがったりして過ごします。そのことができるというのは、なんといっても健康な体があるからです。明るくのびのびと園生活を楽しむためには病気やけがをしないことはもちろん、心の安定が必要となってきます。体が健康で心の安定した状態ではじめて子どもたちは自分をとりまくさまざまなものに遊びをとおしてかかわっていくことができるのです。幼児期は遊びながら体が発達し、遊びこむことで満足感も得られるのです。

子どもたちの写真
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豊かな 人間関係 自立と、思いやりを基盤とする 人とのかかわりを育てる
私たちが育てたいものの二つ目として人間に対しての信頼があります。人は人のなかで生き育っていくものです。人とのふれ合いを通して、自分を大切にすること、他者への思いやりが必要なことを知っていくのです。このことなくして人間としての確立はないのではないでしょうか。たとえ知識がどんなにあろうと、経済力があろうと、思いやりのない人間ではしようがないのです。 今まさに国際化の時代と言われていますが、ますます広い世界で生きる子どもたちにとって大切なことは自分というものを確立し、相手の立場や文化や民族や国を理解することと思います。その基礎が幼稚園の生活の中にあることを忘れてはなりません。

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環境を 思いやる心 環境に積極的に 関わる力を育てる

現在、地球規模でフロンガスのオゾン層破壊の問題や森林伐採の問題、原子力への不安など、また身近なところでは自然の喪失や交通戦争など私たちの環境をめぐる大きな危機的状況が指摘されています。けれど幼児のとらえる自然はもちろんこんな大きなものではありません。毎日の通園のバスから見る町の様子であったり、近くの河原のタンポポや、時たま降る雹であったりするわけです。それらの自然も、子どもは子どもらしい受けとめ方をしています。そんな子どもたちの生活は、自分をとりまく環境に対する関心をきっと増してくれるはずです。関心が理解を生み、理解から真の知識が生まれます。 21世紀は私たちをとりまく環境を真剣に考えていかなくてはならない時代です。幼児期はその意味でも大切と言えるでしょう。
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ことばの 確 立 人間としてのことばを育てる
幼児期は次から次へとたくさんのことばを獲得する時期です。しかし何もしないで自然にそうなるのではないことは、言うまでもありません。思っていることを表現する必要があり、話す相手がいてはじめてことばの獲得が可能なのです。会話は一方的なものではなく、聞くことも求められます。相手の話を聞く態度や理解する力も育たなくてはなりません。幼児期の集団はまさにこの育ちのために大切な場所であります。ことばは単に覚えるものでなく、使う場があってこそ育っていくものなのです。
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豊かな 表現力 豊かな感性と 表現する力を育てる
人間は物を感じる力を持っています。目で見る、耳で聞く、鼻でかぐ、舌で味わう、皮膚で感じる、この五つの感覚器官は、外界の刺激を鋭くキャッチします。それを人間としてどのようにとらえるかということが「感性」です。 子どもの豊かな感性に共感できるおとなや保育者の感性こそが今問題にされるところのようです。その感性を「表現」することにおいても同じことが言えます。造形的表現、音楽的表現、ことばや表情による表現と、その方法は多様でありますが、幼児期にはこれらの表現の楽しさを十分に味わわせ、創造力の広がりを育てたいと考えます。 子どもたちの写真
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